本日は、第一回の自然こども自由研究報告会を実施しました。
米子市の子ども達による夏休みの研究発表のうち、自然に関する11題についての発表がありました。生き物の不思議やラムサール条約など幅広い報告で、皆さんとても上手に発表してくれました。
また、先日、韓国でのKODOMOラムサールに参加したメンバー5名も、「KODOMOラムサールin韓国参加報告」と題して発表しました。
本日の鳥:
コハクチョウ 200羽
マガン 460羽 ねぐら入り(17:00~17:30)
クロツラヘラサギ 1羽
など。
2008年11月30日日曜日
2008年11月23日日曜日
久しぶりのクロツラヘラサギの姿!
2008年11月22日土曜日
ご注意!ニホンミツバチがいっぱい
子どもエコクラブの水鳥観察会
今日は、地元の子どもエコクラブの早朝水鳥観察会がありました。昨日の朝は、冷たい雨が降る辛い天候でしたが、今日は朝からすばらしい夜明けの風景が拝めました。
7:00から予定通り観察会が始まりました。今日はお天気もよく、コハクチョウも150羽いて、風も無く暖かいので、屋外でじっくり水鳥観察ができました。水面を蹴って次々と飛び立つコハクチョウ達に、参加者の皆様から歓声が上がりました。
7時から観察会が始まる予定でしたが、観察会開始直前にマガンが飛び立ちました。是非この光景を見ていただきたかったのに残念!
7:00から予定通り観察会が始まりました。今日はお天気もよく、コハクチョウも150羽いて、風も無く暖かいので、屋外でじっくり水鳥観察ができました。水面を蹴って次々と飛び立つコハクチョウ達に、参加者の皆様から歓声が上がりました。
早朝の米子水鳥公園の景色は格別ですので、是非ご覧頂きたいと思います。土日祝日は、朝7時から開園しています!
2008年11月21日金曜日
安来の田んぼでコハクチョウ観察
今日は、地元小学校4年生の総合学習の日。今回で5回目になる企画で、水鳥公園と安来の水田地帯でハクチョウ観察を行いました。
はじめに米子水鳥公園で双眼鏡と野鳥図鑑を貸し出して、使い方の練習をしました。ノスリとオオタカが観察でき、みんな大興奮でした。「オオタカすげ~!」
次に、バスで安来の水田地帯へと移動しました。移動にはバスで26分かかりましたが、コハクチョウは10分弱で移動できるよ、とお話ししたら、みんな驚いていました。自由に空を飛べるコハクチョウがうらやましいですね。
田んぼでは、コハクチョウたちが広範囲に散らばり、落穂を食べている様子が観察できました。
お弁当を食べた後、東出雲町の意東海岸へ行きました。ここは、かつてコハクチョウの餌付けが行われていた場所で、中海のコハクチョウの歴史上、重要です。「コハクチョウが暮らすためには、採食場とねぐらの両方が隣接していることが重要なんだよ。」
意東海岸では、児童達は貝殻拾いに夢中。沖に浮かぶ鳥たちよりも、みんな足元を一生懸命見ていました。「きれいな貝殻をたくさんみつけたよ!」
こちらの子は、カニの死体を拾いました。中海の湖岸にはいろいろなものが落ちていて、児童達は興味津々でした。
今回のバス遠足で、地元の子ども達が中海で暮らしているコハクチョウの姿を直に観察することで、コハクチョウが暮らせる環境について知ってもらえたら幸いです。
鳥情報:クロツラヘラサギが再び姿を消しました。今日は姿が見えませんでした。どこに行っちゃったのでしょう?
はじめに米子水鳥公園で双眼鏡と野鳥図鑑を貸し出して、使い方の練習をしました。ノスリとオオタカが観察でき、みんな大興奮でした。「オオタカすげ~!」
次に、バスで安来の水田地帯へと移動しました。移動にはバスで26分かかりましたが、コハクチョウは10分弱で移動できるよ、とお話ししたら、みんな驚いていました。自由に空を飛べるコハクチョウがうらやましいですね。
田んぼでは、コハクチョウたちが広範囲に散らばり、落穂を食べている様子が観察できました。
お弁当を食べた後、東出雲町の意東海岸へ行きました。ここは、かつてコハクチョウの餌付けが行われていた場所で、中海のコハクチョウの歴史上、重要です。「コハクチョウが暮らすためには、採食場とねぐらの両方が隣接していることが重要なんだよ。」
意東海岸では、児童達は貝殻拾いに夢中。沖に浮かぶ鳥たちよりも、みんな足元を一生懸命見ていました。「きれいな貝殻をたくさんみつけたよ!」
こちらの子は、カニの死体を拾いました。中海の湖岸にはいろいろなものが落ちていて、児童達は興味津々でした。
今回のバス遠足で、地元の子ども達が中海で暮らしているコハクチョウの姿を直に観察することで、コハクチョウが暮らせる環境について知ってもらえたら幸いです。
鳥情報:クロツラヘラサギが再び姿を消しました。今日は姿が見えませんでした。どこに行っちゃったのでしょう?
2008年11月20日木曜日
地元の幼稚園と小学校が遠足で来園!
今日は、昨日に続いてとても寒い日でした。そんな中、地元の幼稚園と小学校が遠足で米子水鳥公園に来てくださいました。
幼稚園児の皆さんに、望遠鏡の覗き方を説明。「太陽を見ると、おめめが目玉焼きになっちゃうよ~!」
望遠鏡に背が届かないので、園児達が椅子の上にひざで立って、一生懸命望遠鏡を覗く姿がとてもかわいいです。「とりさん いた!」
小学4年生の皆さんには、二班に分かれて交互に活動しました。ひとつの班には、鳥を観察しながらビンゴゲームに挑戦してもらいました。
もうひとつの班には、米子水鳥公園の一年を紹介した映像を見てもらった後で、映像で紹介された生き物達を発表してもらいました。そして、それらのつながりについて考えてもらいました。「水草がたくさんあるから、いろいろな生き物が暮らしていけるんだよ!」
幼稚園児の皆さんに、望遠鏡の覗き方を説明。「太陽を見ると、おめめが目玉焼きになっちゃうよ~!」
望遠鏡に背が届かないので、園児達が椅子の上にひざで立って、一生懸命望遠鏡を覗く姿がとてもかわいいです。「とりさん いた!」
小学4年生の皆さんには、二班に分かれて交互に活動しました。ひとつの班には、鳥を観察しながらビンゴゲームに挑戦してもらいました。
もうひとつの班には、米子水鳥公園の一年を紹介した映像を見てもらった後で、映像で紹介された生き物達を発表してもらいました。そして、それらのつながりについて考えてもらいました。「水草がたくさんあるから、いろいろな生き物が暮らしていけるんだよ!」
鳥情報:
しばらく姿を消していたクロツラヘラサギが久しぶりに登場!よかった~!
他、ミコアイサも少しずつ増加中。マガンの群れは、今日もお昼寝に水鳥公園に集まりました。
2008年11月15日土曜日
わくわく地元中学校最終日 ペンキ塗り
2008年11月14日金曜日
地元小学校三年生が社会科見学
今日は、地元の小学校三年生約30名が社会科見学に来園しました。観察ホールから野鳥観察。水鳥公園特製の鳥ビンゴゲーム秋編に挑戦中です。「くちばしが白い鳥ってどこにいる?」
鳥ビンゴの次は、ネイチャーセンターの展示物を見学。日本唯一のコハクチョウの本物の巣を紹介。「え~!そんなにすごいものなの??」
ひととおりのご案内が終わったところで、自由見学の時間にしました。そこで、昨日職場体験学習で作りたての鳥パズルで遊んでもらいました。製作者である中学生達も、その様子をドキドキしながら見守っていました。さて、小学3年生の反応やいかに?
鳥ビンゴの次は、ネイチャーセンターの展示物を見学。日本唯一のコハクチョウの本物の巣を紹介。「え~!そんなにすごいものなの??」
ひととおりのご案内が終わったところで、自由見学の時間にしました。そこで、昨日職場体験学習で作りたての鳥パズルで遊んでもらいました。製作者である中学生達も、その様子をドキドキしながら見守っていました。さて、小学3年生の反応やいかに?
鳥情報:昨日までいたクロツラヘラサギは、今日になって姿を消しました。また戻ってきてくれるといいのですが。ヘラサギの飛来にも期待しましょう。
2008年11月13日木曜日
2008年11月12日水曜日
大山の初雪を確認!
2008年11月10日月曜日
今年度3校目の職場体験学習スタート!
米子水鳥公園では、地元の中学校3校の職場体験学習を受け入れています。今日から、今年度3校目の職場体験学習が始まりました。参加者は、地元の中学二年生男子5名です。
今日の仕事は、「鳥パズル作り」です。パズルで遊びながら野鳥の姿や特徴を学べる教材として、子ども達に人気の展示物です。今年も一人1種類で計5種類の鳥パズル作りに取り組みました。
はじめに鳥の種類を選んでデザインを決めます。パズルの下絵を描いて担当職員のチェックを受けます。なかなかOKが出ないので、生徒からは「もう無理~!」の声も。
鳥パズルのデザイン。なかなか難しそうなパズルになりそうですね。
デザインが仕上がったら、いよいよ板に下絵を転写して、電動糸のこ盤で切り抜き作業。思うように切断方向をコントロールできず、切りたくないところまで切ってしまったり、のこ刃が次々と折れました。でも、いつの間にか刃が折れなくなり、生徒達は上手に糸のこ盤を使いこなしていました。
切り抜きが終わったら、切断面の角を紙やすりで滑らかにします。今日の作業はここまで。続きは木曜日に行う予定です。どんなパズルを仕上げてくれるか楽しみです。
今日の仕事は、「鳥パズル作り」です。パズルで遊びながら野鳥の姿や特徴を学べる教材として、子ども達に人気の展示物です。今年も一人1種類で計5種類の鳥パズル作りに取り組みました。
はじめに鳥の種類を選んでデザインを決めます。パズルの下絵を描いて担当職員のチェックを受けます。なかなかOKが出ないので、生徒からは「もう無理~!」の声も。
鳥パズルのデザイン。なかなか難しそうなパズルになりそうですね。
デザインが仕上がったら、いよいよ板に下絵を転写して、電動糸のこ盤で切り抜き作業。思うように切断方向をコントロールできず、切りたくないところまで切ってしまったり、のこ刃が次々と折れました。でも、いつの間にか刃が折れなくなり、生徒達は上手に糸のこ盤を使いこなしていました。
切り抜きが終わったら、切断面の角を紙やすりで滑らかにします。今日の作業はここまで。続きは木曜日に行う予定です。どんなパズルを仕上げてくれるか楽しみです。
2008年11月9日日曜日
自然観察会「落雁を観よう!」
まなびネットきずなの野鳥観察
15:30~17:30に、まなびネットきずなの水辺の安全教室として、米子水鳥公園の水鳥観察のご案内を承りました。観察用具の使い方を勉強してから、園内の野鳥を観察したり、ネイチャーセンターの展示物や映像をご覧頂いた後、いよいよ最大の目玉であるコハクチョウのねぐら入りの観察です。
16:30頃から、園内の水鳥観察桟橋に移動して、西の空からコハクチョウの編隊が飛んでくるのを待ち構えました。「まだかな~!」
水鳥観察桟橋でじっとしていると、カモたちが少しずつ近づいてきて、普段どおりの行動を間近で観察させてくれました。
私達の期待通り、コハクチョウの群れが水鳥公園に飛来しました。滑らかに滑空しながら水面に舞い降りるコハクチョウ達に、皆さんから歓声があがりました。さらに、16:55頃、マガン数百羽が大編隊を組んでやってきました。野鳥たちが繰り広げるすばらしいショータイムに立ち会えて、一同感激でした。
こんなに都合よくコハクチョウやマガンのねぐら入りに立ち会えることは珍しいです。皆さんの日ごろの行いが良かったからでしょうか。皆さんには、水鳥公園の最高の光景を満喫して頂くことができました。
16:30頃から、園内の水鳥観察桟橋に移動して、西の空からコハクチョウの編隊が飛んでくるのを待ち構えました。「まだかな~!」
水鳥観察桟橋でじっとしていると、カモたちが少しずつ近づいてきて、普段どおりの行動を間近で観察させてくれました。
私達の期待通り、コハクチョウの群れが水鳥公園に飛来しました。滑らかに滑空しながら水面に舞い降りるコハクチョウ達に、皆さんから歓声があがりました。さらに、16:55頃、マガン数百羽が大編隊を組んでやってきました。野鳥たちが繰り広げるすばらしいショータイムに立ち会えて、一同感激でした。
こんなに都合よくコハクチョウやマガンのねぐら入りに立ち会えることは珍しいです。皆さんの日ごろの行いが良かったからでしょうか。皆さんには、水鳥公園の最高の光景を満喫して頂くことができました。
子どもラムサールクラブ「粟嶋を探検!」
彦名・水鳥ふれあいウォーキング大会開催!
2008年11月8日土曜日
コハクチョウとギターの夕べ
今日は、米子水鳥公園初の音楽企画「コハクチョウとギターの夕べ」を開催しました。曇天で肌寒い風が吹く天候でしたが、夕方のイベント開催時間にはおよそ30名が集まり、ねぐら入りで集まったコハクチョウの群れを眺めながら、美しいギターの音色を鑑賞しました。
窓のすぐ外にはコハクチョウの群れがいて、ギターの生演奏を聴けるなんて、なんとも贅沢な時間でした。 今日はコハクチョウが180羽がねぐら入りし、今季最多数でした。
ギター演奏は、地元のギター愛好家グループ「六弦倶楽部」(むげんくらぶ)の皆様。皆さん数10年のキャリアをお持ちなだけあって、とても心地よいギター演奏を楽しませていただきました。窓の外のコハクチョウも、ギターの音色を聞きながら眠りについていました。
窓のすぐ外にはコハクチョウの群れがいて、ギターの生演奏を聴けるなんて、なんとも贅沢な時間でした。 今日はコハクチョウが180羽がねぐら入りし、今季最多数でした。
ギター演奏は、地元のギター愛好家グループ「六弦倶楽部」(むげんくらぶ)の皆様。皆さん数10年のキャリアをお持ちなだけあって、とても心地よいギター演奏を楽しませていただきました。窓の外のコハクチョウも、ギターの音色を聞きながら眠りについていました。
2008年11月7日金曜日
コハクチョウも規制緩和?
最近、ネイチャーセンター前にハクチョウが集まる、と度々ご紹介していますが、今季は異常?です。
通常、ハクチョウやカモなどの水鳥は、天敵に襲われたときにすぐ水の中へ逃げられるよう、池の岸辺に集まり、内陸へはあがりません。ところが、今日はご覧のとおり、眼下の陸地の中央部に堂々と上がり、雑草を食べています。ここまでコハクチョウがネイチャーセンターに接近したのは初めてです。
水鳥公園の鳥たちは、種類ごとにネイチャーセンターに接近する限界ラインを設けているように感じます。このラインよりは絶対近づかないぞ、という暗黙の距離があるのです。ところが、最近のコハクチョウとマガンは、これまでの限界ラインをはるかに超えて接近しています。このような規制緩和は大歓迎ですね。
通常、ハクチョウやカモなどの水鳥は、天敵に襲われたときにすぐ水の中へ逃げられるよう、池の岸辺に集まり、内陸へはあがりません。ところが、今日はご覧のとおり、眼下の陸地の中央部に堂々と上がり、雑草を食べています。ここまでコハクチョウがネイチャーセンターに接近したのは初めてです。
水鳥公園の鳥たちは、種類ごとにネイチャーセンターに接近する限界ラインを設けているように感じます。このラインよりは絶対近づかないぞ、という暗黙の距離があるのです。ところが、最近のコハクチョウとマガンは、これまでの限界ラインをはるかに超えて接近しています。このような規制緩和は大歓迎ですね。
米子水鳥公園ならではの風景
2008年11月6日木曜日
今日の鳥模様「2008年11月6日」
今日も、ネイチャーセンターの目の前にコハクチョウとクロツラヘラサギが集まってくれて、お客様にとても喜ばれました。どのくらい近いかはご覧のとおり。20倍の望遠鏡ではコハクチョウの体の一部しか見えません。
どうしてネイチャーセンターの前にコハクチョウが集まるのでしょうか。その理由は、春から秋に行っていた環境管理作業にあります。たくさんの人たちに獣よけの水路を掘ってもらったり、雑草を抜いてもらったお陰で、安心して休憩できる岸辺とコハクチョウたちが認めてくれたのです。
どうしてネイチャーセンターの前にコハクチョウが集まるのでしょうか。その理由は、春から秋に行っていた環境管理作業にあります。たくさんの人たちに獣よけの水路を掘ってもらったり、雑草を抜いてもらったお陰で、安心して休憩できる岸辺とコハクチョウたちが認めてくれたのです。
今年行ってきた環境管理の様子はこちら!↓
http://nakaumi.blogspot.com/2008/09/520.html
http://nakaumi.blogspot.com/2008/09/blog-post_22.html
http://nakaumi.blogspot.com/2008/09/blog-post_18.html
今日の珍しい光景。
オオタカの目の前を、マガンの群れが悠然と泳いでいました。このオオタカは、1時間ほど前にカモを捕獲し、お腹いっぱい食べた後です。お腹がいっぱいのオオタカは怖くないというわけです。それにしても贅沢なツーショットですね。
ラムサール締約国会議で水田決議!
ラムサール条約締約国会議
COP10 で水田の重要性を
アピールする展示
韓国チャンウォン市CECOにて
今回の締約国会議で、注目度が高かった議事は、水田決議です。
これは、今回の締約国会議が二回目のアジアでの開催。そして、
アジアを代表する湿地として水田があるということから
もっと水田の環境保全、生物多様性、食料生産能力、
環境との共生性などに注目しようという決議です。
日本と韓国政府が共同で提案し、11月4日に受け入れられました。
この提案には、日本と韓国の多くのNGOも参加しています。
身近な水田は、湿地とは思わないかもしれませんが、
ハクチョウが餌場にしたり、タガメやメダカの生息地となっている
立派な湿地です。しかし、日本では、米の消費量が減少して
田んぼが必要なくなりつつあります。
このまま、田んぼ文化を失ってしまわないように、
お米を食べるようにしたいものです。
ずいぶん身近な環境保全といえるでしょう。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20081104-OYT1T00605.htm
水田決議 和訳
http://www.tani-hiroyuki.com/pdf/reponsuidenreso.pdf
他のコメント
http://tojiblo.asablo.jp/blog/2008/11/04/3878466
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