2008年8月23日土曜日

レンジャー日記「8月23日の出来事」

今日は、ネイチャーセンターの目の前にコオバシギとコアオアシシギがやってきました。秋の渡り鳥観察が楽しい時期になってまいりました。

 
 
 
 

17:20頃、園内でオオタカがカルガモを捕まえました。オオタカは、カルガモに馬乗りになって、生きたままちぎって食べ始めました。カルガモにはかわいそうですが、これが自然のおきて。仕方がありません。
 
 
 
 
すると、トビが2羽やってきました。
トビ「おいお前、なんかいいものをもってるだろう?」
オオタカ「しらないよ。なにも持ってないよ。」
オオタカは、食べるのをやめて身を伏せ、翼で獲物を隠しました。
トビ「うそつけ。なにかかくしてるだろう?」
オオタカ「なにもかくしてないよ。ただここで休んでいるだけだよ」
オオタカは身を伏せるのを止め、普段どおりの姿勢でしらんぷり。
トビ「...。あやしいな...。」
30分ほどトビとオオタカのにらめっこが続きましたが、やがてトビは去っていきました。
 
オオタカは、獲物を食べるのを中断して、獲物を足元に隠したまま白をきりとおしました。そして、トビが去った後、オオタカは再びカルガモを食べることが出来たのでした。めでたしめでたし。