2009年2月28日土曜日

ネイチャーセンター前浜の出来事

 今日の夕方、ネイチャーセンター正面の浅瀬にダイサギがやってきて、食べ物探しを始めました。

 ダイサギは、足元から順調にゴカイを捕まえました。







 ところが、ゴカイも黙って喰われるわけにはいきません。下くちばしに絡み付いて必死の抵抗。これにはダイサギも大苦戦。






 ダイサギは、喉の奥に放り込むようにして獲物を飲み込むのですが、ゴカイが下あごに絡み付いて、喉の奥になかなか放り込めません。






 一分くらい格闘した後、ようやく飲み込みました。その後もダイサギは懲りずにゴカイをたくさん食べていました。






 ゴカイの味が忘れられず、現在もシギの暮らしを続行中の「変なツグミ」は今日も健在。ダイサギが次々とゴカイを食べる様子をどんな気持ちで眺めていたのでしょうか。





変なツグミって何?という方は、こちらをご覧下さい↓
http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/blog-post_09.html

●今日の鳥
・コハクチョウ548羽 今季最多数!
・オオハクチョウ6羽 今季最多数!
・コブハクチョウ1羽 今日もコハクチョウを威嚇しまくり!
・メジロガモ♀1羽 今日も水面でプカプカお昼寝。
・ツクシガモ2羽 1羽増えた!
・ベニヒワ23羽 時間を問わず、居たり居なかったりの繰り返し。
・ベニマシコ♀1羽 声がきれい!
・オオタカ成鳥1羽 狩りはせず。
・メジロ2羽 ニシキギに付く虫(カイガラムシ?)を食べるのに夢中。
・ハジロカイツブリ4羽 ほぼ夏羽に変身。

子どもたちが植栽の移植を手伝ってくれました。


米子水鳥公園では、公園の外と、野鳥のすむ園内を隔てるために、常緑の生垣を植栽しています。これによって、公園の外とできことが、園内の鳥に影響を与えないようにしています。
 しかし、植栽も時間がたつと木が生長し不具合が生じます。そこで、一部を移植したり、選定したりしています。
今日は、地元の子どもたちがこの作業を手伝ってくれました。

コハクチョウが降ってきた!!500羽が今降りてきました。


本日、米子水鳥公園は快晴!!
こんな日は、コハクチョウが北へ向かう日です。
さっき(7:10am)まで40羽しかいなかったのに、 今、北へ帰る群れ500羽が飛んで来ました。

 
コハクチョウの北渡りが本格化しているようです。
降りずに北東へ向かう群れもいます。

米子市内上空を通って、半数は北へ向かいました。


米子水鳥公園では、
毎度ですが、コハクチョウがやって来ると、どこからともなくコブハクチョウ(左端)がやって来て、又追い払いをしています。
11:00 降りてきた250羽のハクチョウも飛び立ちました。
 ベニヒワ 今日も23羽がいます。

2009年2月27日金曜日

保育園の年長組さん来館!

 今日は、お昼前に県内の保育園の年長組さんが遠足にいらっしゃいました。お弁当を食べる前に、ネイチャーセンターをひととおりご案内しました。

展示ホールにて。
私「これはな~んだ?」
児童「コハクチョウの巣!」
私「正解!これは日本にひとつしかない、すごいものなんだよ!」
児童「へ~え。でも、たまごは木だよ!」
私「ばれた?でも、本物と同じ形と大きさ、数なんだよ!」
児童「へ~え!」


展示室にて。
私「ここの鳥さんは、本物と作り物があります。よ~く観て、どっちか答えてね!」
私「これを本物と思う人~!」
児「は~い!」
私「作り物だと思う人~!」
児「は~い!」
私「正解は、本物でした!」
正解した児「やった~!」

観察ホールで野鳥観察。
ハクチョウさんがいないのは残念だけど、カモさんはいっぱいいるよ。
今日は大山がきれいだね! 







この保育園さんは、毎年この時期に遠足にきてくださっています。また遊びにきてね!

今日の鳥2009年2月27日

 今日は曇天ですが、雲が高いので大山の全貌がきれいに見えました。






 8時30分の開館時にコハクチョウが16羽いました。その後、9羽が飛来して最大25羽になりました。これらもやがて飛び去り、9時過ぎには0羽になりました。今季は北帰行前のコハクチョウの増加がみられず、このままいなくなってしまいそうな感じです。さびしいですね。

 カモ類はオナガガモがとても多い以外は、マガモやキンクロハジロ、ハシビロガモなど、各種が少数ずつみられます。
 メジロガモ♀はまだ健在です。画面中央付近の上から2羽目がメジロガモです。

 ベニヒワも健在。でも、今日は4羽しか姿が見えません。
→午後には20羽くらい確認できました!







今日の鳥
・コハクチョウ25羽 数は少ないですがまだいます!
・メジロガモ♀1羽 健在!
・ツクシガモ1羽 辛うじてまだいます!
・ベニヒワ4羽 激減。食べ物が少なくなってきたかな? →訂正。まだ20羽くらいいます!
・変なツグミ1羽  今日もネイチャーセンター前でがんばってます!
・オオタカ成鳥1羽 カモを狙っています!
・ノスリ2羽 オオタカがカモを捕ってくれるのを期待しています!

2009年2月23日月曜日

松の苗  豊岡KODOMOラムサール  こぼれ話III

前回のブログの答えは、
http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/blog-post_23.html
「コウノトリの巣を作る松を、山に植えるための苗」
でした。


コウノトリは、昔、マツノキによく営巣したそうです。もちろん、これを植えても松が育つためには何十年もかかります。

でも、それを恐れずに始めるところが、半世紀以上にわたってコウノトリの保全活動をしてきた豊岡という地域のすごいところです。




今のコウノトリは、繁殖するための大木がないので、人工巣塔を使うことが多く、豊岡市内のあちこちに立っていました。

これも、豊岡独特の景色です。

豊岡の水路 豊岡ラムサール こぼれ話II

おまたせしました。前のページの答えは、 http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/kodomo_23.html

「水路に落ちたカエルや虫が這いあがるため」です。

写真は、もともとスロープの設置されたバーション。
ただ、土水路に比べるとかなり
生態的機能は劣ります。

そこで、コウノトリの郷公園では、目の前の水路を土水路とし管理しているようです。
手前の公園側は刈り込みを多くして 芝地公園管理になっています。
 反対側の岸は、年一回程度の草刈りでチガヤ群落として管理しているようです。ここにも、人と自然に対する両方への配慮が見られます。

では、コウノトリの郷公園の裏庭にあったこれは何でしょう?
これも答えは、次のブログで・・・・http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/kodomoiii.html

豊岡の田んぼ 豊岡KODOMOラムサール こぼればなし

昨日に続き豊岡レポートをします。
豊岡の田んぼの横の水路写真です。
何の変哲もないと思った人は大間違いです。ここに生き物と共生する工夫があるのを見つけてしまいました。
普通、田んぼの横の水路は露天掘りですが、これだと、農作業の手間が増えるので、コンクリートの水路にします。
すると、これまで住んでいたメダカやドジョウが住めなくなってしまいます。
そこで、このように滞留する場所を作って、そこに少しでも生き物が生き残れるような工夫をしたものです。
では、このブロックは何のためでしょう?ごみじゃないですよ・・
答えは、次のブログを見てください。

2009年2月22日日曜日

コウノトリの取り持つ縁!!豊岡KODOMOラムサール

 今日は、中海の子供たちと豊岡KODOMOラムサール交流会へ招待をうけて行ってきました。
http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/kodomo.html
久しぶりに会った豊岡と琵琶湖の友達は少しだけ大きくなっていました。
 
「ハチゴロウの戸島湿地」の改修オープニングイベントでは、たくさんのフナやオオナマズを湿地に戻す作業を手伝ったり、みんなのメッセージを集めたラムサール・コウノトリを作ったりしました。
 ドキドキした発表会では、中海では、汽水という環境を淡水化から守り、それによってコズ(マハゼ)釣りなどが楽しめるということ。コウノトリのハチゴロウが、中海にも来ていたことを紹介しました。
 
 この中で驚いたのは、戸島湿地で去年巣立った三匹の兄弟コウノトリは、一羽は豊岡、一羽は中海・宍道湖、そしてもう一羽がなんと琵琶湖に飛んで行ったそうです。
韓国で会った友達は、実はコウノトリでつながっていたんですね。

ちょっとした奇跡です。

でも、この奇跡は半世紀にわたる豊岡の町の人たちの膨大な努力の結果!
豊岡でのいろんな活動を見て、
「米子でもやってみたい。」
と、帰りの道中に子供たちと話し合しました。
2009年3月14日(土)13:30~16:00 KODOMOラムサールの報告会を兼ねた発表会を行います。
 米子水鳥公園まで、ぜひお出かけください
豊岡市のページ 最も詳しい!!→ http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1235553331806/index.html 
豊岡こぼれ話もあります。→http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/kodomo_23.html

ベニヒワ今日も出現!

 今日の13:00過ぎに、昨日ベニヒワが飛来していたヤシャブシを見に行ったところ、今日もベニヒワが群れていました。昨日よりも1羽増えて23羽でした。

 









 昨日も同じ時間帯に出現し、そのほかの時間帯には姿が見られませんでした。明日も13時頃に園内に食事にやってきてくれるかもしれませんね。


 それにしても、ベニヒワとベニマシコが同日に水鳥公園に現れることは珍しいです。今日は赤い鳥のサービスデーでした。

●今日の鳥情報
・コハクチョウ82羽 9:30頃、大半は北東方向へ北帰行。一部は安来の田んぼへお出かけ。
・オオハクチョウ成鳥2羽 朝に西から飛来!
・コブハクチョウ成鳥1羽 コハクチョウの群れに突進し、強制的に北帰行させてしまった!
・マガン 18:19確認。数は不明だが数百羽の大群。
・ツクシガモ1羽 激減!もうすぐいなくなるかも。
・メジロガモ♀1羽 健在!
・オオタカ成鳥1羽 ノスリが苦手?
・変なツグミ1羽 今日も元気!
・ベニヒワ23羽 明日は24羽になるかも?
・ベニマシコ♂1羽 かわいい!

今日も赤い鳥がいました!

 昨日はベニヒワの群れの出現に驚かされましたが、今日もさりげなく赤い鳥がいました。今日いたのはベニマシコです。

 この鳥は、冬になると川沿いのヨシ原などで時々見かけますが、水鳥公園ではあまり記録がありません。赤い体に太短いくちばし、つぶらな瞳がとてもかわいい鳥です。
 このほかにも、園内でウグイスのさえずりが初確認されました。野鳥たちの動きに変化がある、面白い時期になりました。

今朝のコハクチョウの北帰行

 今日の朝は、コハクチョウ6羽というさびしい夜明けでしたが、8:30頃から9:10頃にかけて、コハクチョウが続々と飛来し、最大82羽まで増えました。その中には、山陰では珍しいオオハクチョウ2羽も混じっていました。
 
 園内のつばさ池に舞い降りたハクチョウ達。このなかにオオハクチョウが2羽混じっています。左から3、4羽目がオオハクチョウです。くちばしの模様が識別ポイントです。






  ハクチョウが増えてお客様に喜ばれていた矢先、どこからかコブハクチョウが飛来し、飛びながらハクチョウの群れに突っ込んでいきました。ハクチョウたちは、コブハクチョウに追い出されるようにあわてて飛立ち、大部分は北東方向へ、数羽は安来方向へ飛び去りました。
 
 米子水鳥公園では、コブハクチョウは大変迷惑な外来生物です。

2009年2月21日土曜日

赤い鳥が22羽!

 今日は、予報どおり午後から天気が良くなり、暖かくなりました。そんな中、意外なお客様が突然やって来ました。
 
 そのお客様とは、これ。ベニヒワです。その数何と22羽!水鳥公園では最多記録だと思います。胸元までばら色のきれいなオスの姿も見られました。





 
 私は、ベニヒワについて「寒い冬の年に飛来して、とても寒い日に現れ、草の種やヤシャブシの実をついばむ」というイメージを持っているのですが、春の陽気の下でベニヒワたちと対面したのは、ちょっと変な気分です。
 




 ベニヒワたちは、がむしゃらに園内のヤシャブシの種子をついばんでいました。望遠鏡で観察していると、毬果から種子がポロポロとこぼれ落ちていました。
 
 
 
 
 

 この意外な珍客たちは、突然わ~っとやって来てヤシャブシの種子を食いまくり、突然わ~っと去っていきました。およそ30分程度の滞在でした。

 池の上では、ハジロカイツブリが6羽集まって集会を開いていました。もう夏羽に換羽しつつあり、横顔には金髪が生えてきています。







●今日の鳥情報
・ツクシガモ5羽 健在!
・メジロガモ♀1羽 健在!昨日は一日確認できませんでした。
・ベニヒワ22羽 素晴らしい!
・クイナ1羽 今日もコソコソ。
・ツバメ1羽 もう春ですね!
・コハクチョウ3羽 何故こんなに少ないの?
・マガン約360羽 夕方5時40分に塒入りに来たけれど、降りずに去った。

絵画コンクールの審査会

  今日は、第14回米子水鳥公園絵画コンクールの審査会を行いました。今年も力作揃いで、審査員の皆さんもかなり悩んでいらっしゃいました。
 審査結果は、明日掲示予定です。作品を応募した方は、審査結果をどうぞお楽しみに!

2009年2月20日金曜日

春の便り

 本日朝、出勤してみるとコハクチョウが1羽もいない!8時前で0羽になったのは珍しいことです。もちろん、みんな北帰行したわけではありません。安来の田んぼに早朝出勤しているのです。長旅に備えてたっぷり栄養を取るのでしょう。
 
 さて、ネイチャーセンターのロールカーテンを開けて開館の準備をしていると、窓の外を颯爽と横切る鳥が3羽。
「なんだ、ツバメか~。」
 あれ、よく考えてみたら今季初めて見るツバメだ!
 もう東南アジアから春の便りが届いていたのでした。
 
 ツバメのようにあまりにも身近な鳥は、いつから姿を見るようになって、いつからいなくなったのか、見落としがちです。皆さんも、季節を感じる身近な生き物の初認日と終認日を手帳にメモしておくと楽しいですよ。

 


●今日の鳥情報
・ツクシガモ5羽 健在!
・変なツグミ 健在だけど、時々外出するようになってきた。
・オオタカ1羽 獲物を横取りされた?
・ノスリ1羽 鳥を食べていた。オオタカから横取りした可能性大。
・クイナ1羽 今日も「抜き足、差し足、忍び足」

2009年2月16日月曜日

オオタカのカモ捕り

  今日の朝、ネイチャーセンターから大山を見て右手側の岸辺にオナガガモの大群がいました。そのカモ達が一斉にネイチャーセンター正面に逃げてきたので、何が起きたのか望遠鏡で確認。原因はこれでした。
 
 カモが群れていた辺りの水面に、オオタカが浸かってじっとしていました。やがて、翼で岸辺に泳ぎ着き、なにかを引きずり上げました。その右脚にはオナガガモのメスがわしづかみにされていました。






 辺りを警戒するオオタカ。せっかく獲物を捕っても、カラスや他のタカに横取りされては意味がありません。







 羽根をむしってカモを食べるオオタカ。早速ハシボソガラス2羽がやってきて、おこぼれを狙っています。
 でも、今日は横取りしないで、おとなしくオオタカが食べ終わるまで順番待ちをしていました。オオタカが満腹になって去った後、カモ肉にありついていました。



 カモ達は、このような天敵の襲来を警戒しながら、昼寝をしたりプロポーズをしたり、食べ物を探したりと、意外と忙しい生活を送っています。もうすぐ春ですので、そろそろ番いにならないと子育てに間に合いません。カモ達も苦労が多いですね。
 
鳥情報
・コハクチョウ 今日は北帰行を確認できませんでした。
・アメリカコハクチョウ一家 まだ健在。早朝なら会えるかも。
・メジロガモ♀1 まだいます。
・ツクシガモ5羽 まだいます。
・変なツグミ 健在です。

2009年2月15日日曜日

コハクチョウの北帰行を確認!

 本日朝、米子水鳥公園で今季初めてコハクチョウの北帰行を確認しました。
 朝7時50分から西の方向からコハクチョウの群れが続々と飛来し、舞い降りてきました。明け方には96羽だったコハクチョウが、朝8時19分には149羽にまで増加しました。
 
 水鳥公園上空に飛来したコハクチョウのうち、一部のハクチョウは水鳥公園を通過し、北東方向と南東方向へ飛び去りました。水鳥公園より西の地域で過ごしていたコハクチョウが、繁殖地への移動を始めていることを実感しました。
 
 南東に飛び去ったコハクチョウの一群。高空を大きな編隊を組んで去っていきました。
 
 
 
 
 

 西からやってきたコハクチョウ達は、水鳥公園に舞い降りて仲間と盛んに挨拶を交わしていました。水鳥公園で一息ついてから、繁殖地を目指して旅立つのでしょう。





 コハクチョウの北帰行は、夕方遅くから翌朝早くにかけて行われます。北帰行の観察には、朝7時から8時半頃がお勧めです。
 コハクチョウの北帰行が始まったからといって、すぐにコハクチョウがいなくなるわけではありません。3月中旬頃までは観察できます。
 近年の傾向では、二月末から三月上旬にかけて数が急増し、最大800羽以上まで増えています。今季も同じように変動するのか、注目中です。
 
その他鳥情報
・メジロガモ♀1
・ツクシガモ5羽
・アメリカコハクチョウとコハクチョウの一家(両親と幼鳥4羽)
 →午前中はいなかったけれど、夕方になったらいました。
・変なツグミ1羽※こちらを参照!
 →http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/blog-post_09.html

これらの鳥は今日も健在でした。

世界湿地の日記念「色粘土で湿地の生き物を作ろう!」

 二月二日は、ラムサール条約の採択日ということで、世界湿地の日とされています。そのため、米子水鳥公園では毎年世界湿地の日記念イベントを2月に開催しています。
 今日は、18名の方にご参加頂き、紙粘土に絵の具を混ぜて、好きな湿地の生き物を作って頂きました。
 
 はじめに、水鳥公園の生き物が食べたり食べられたりしながら複雑につながっていることを説明。みなさんが今日のお昼に食べたものも、湿地とつながっているのですよ~。
 
 
 



 次に、湿地の生き物観察。今日何を作るかを決めました。この子は、標本箱の中のタガメとタイコウチをスケッチ中。
 
 
 
 


 
 題材が決まったら、いよいよ粘土細工。 さあ、これは何を作っているところでしょう。大きな口にヒゲが生えている魚です。
 
 
 
 
 
 
 
 


 コハクチョウが完成!うまく出来てよかった!!
 
 
 
 
 
 


 今年の世界湿地の日ポスターに、皆さんが作った湿地の生き物が大集合。みなさん、とても上手に出来ました。 一番人気はコハクチョウ。水鳥公園で滞在中のメジロガモを作った子もいました。
 
 
 
 
 
 
 


 最後に記念撮影。今日の企画も、2月8日に開催した子どもラムサールクラブと同様、環境省を通じてスイスのラムサール条約事務局に活動報告を提出する予定です。

 
 
 


 参加してくださった皆様には是非、今日の作品をお家の目に留まるところに飾っていただき、今日のイベントでご紹介した生き物同士の係わり合いや湿地の大切さを忘れないで欲しい思います。

豊岡KODOMOラムサールへ発表準備完了

昨年、韓国出会ったKODOMOラムサールに参加したメンバーに
豊岡市から、招待状が来ました。
このラムサールの締約国会議には、豊岡市も、子供を参加させており、
 このとき、仲良くなった豊岡市、琵琶湖の子供たちで、http://nakaumi.blogspot.com/2008/10/kodomoin-deaon.html
また会いましょうということになりました。
そこで、来週(2月21日)、琵琶湖と米子の真ん中に当たる豊岡市に行くことになりました。


今日は、発表の練習です。
中海の干拓の歴史、米子水鳥公園に来たコウノトリが
豊岡に行ってハチゴロウと呼ばれるようらになった。

うまく説明できるでしょうか?

2009年2月14日土曜日

自然観察会「タカを探そう!」

 今日は、毎月恒例の自然観察会の日です。今日のテーマは「タカを探そう!」。この時期、水鳥公園でよく見られる6種類のタカに出会うことを目標に、観察会開始!観察会の様子を、NHK鳥取の皆様が取材にいらっしゃいました。
 
 ミサゴ、ハヤブサ、オオタカ、トビ、ノスリ、チュウヒの6種類の写真を紹介し、観察会の目標を設定しました。
 
 
 
 
 

 いざ、屋外でタカ探し。でも、タカの姿は全くなし。いつもは3種類くらいはどこかに居るというのに、観察会になると姿を消す。ふしぎなものです。

 でも、タカの生活の痕跡はあります。ふだんは立ち入りできない野鳥のサンクチュアリ内で、タカがカモを襲って羽根をむしった跡を発見。みんなで観察しました。オナガガモ、コガモ、ユリカモメの羽根が落ちていました。犯人は誰でしょう? 
 

 園内中央にある観察小屋へ特別に入り、ネイチャーセンターに戻ろうとしたとき、遥か先にハヤブサ1羽を発見!早速ハヤブサについて説明。「ハヤブサが速く飛べる理由はですね~…」
 
 
  
 1時間15分の観察会で見つかったタカは、ハヤブサとトビの二種類だけでした。もっとたくさんのタカを見つけたかったものでしたが、タカが残した獲物の羽根やペリット(未消化物を吐いたもの)を見たり、特別に立ち入り禁止地帯を歩いたりと、観察会ならではの楽しみもあったと思います。参加してくださった10名の皆様、ありがとうございました。

メジロガモ♀まだいます!

 2月とは思えない暖かな日が続き、すっかり春めいてきました。でも、水鳥公園ではまだコハクチョウの北帰行は確認していません。
 
 最近姿を見る機会が減ってしまったメジロガモですが、今日姿を確認。まだ居てくれました!でも、最近は姿を消している時間が長く、見つけても一度見失うとなかなか再発見できません。観察難易度が高くなっています。
 
 カモ類の群れに混じってお昼寝中のメジロガモ♀。分かりますか?
 
 
 
 
 
 

 
 メジロガモ♀の拡大。大きさや体型はホシハジロそっくりですが、まわりのどのカモよりもこげ茶色です。目が白いのは白いまぶたを閉じているため。目を開けると褐色です。

 
 
 
 
 
 このほかにも、ツクシガモ9羽がまだいます。ミコアイサもパンダ柄のオスが毎日3羽くらいいます。
 
 コハクチョウの北帰行がもうまもなく始まります。昨年はこの時期に急激に数が増えましたが、今年はどうなるか注目ですね。