2008年1月30日水曜日

今日の水鳥公園の鳥模様

今日も肌寒い一日ですが、
ネイチャーセンターで野鳥観察をしていると、
「チュンチュンチュンチュン」
とにぎやかな鳥の声が聞こえてきました。
 
 
 
 
声のする方向に目を向けてみると、
スズメが木に群がって合唱していました。
最も身近な野鳥の1つであるスズメですが、
望遠鏡で観察してみると、
とてもかわいいです。

朝、早起きしてスズメの合唱が聞こえると、
とても気持ちがいいものです。
なんだかいい一日になるような気がします。

水鳥公園の魅力はハクチョウだけではありません。
ぜひご来園の際には、
陸地の小鳥たちも探してみてはいかがでしょうか。

2008年1月27日日曜日

コハクチョウも雪景色


米子水鳥公園は、
朝起きたら雪景色・・・
雪の日のハクチョウは、
雪の白に負けて
クリーム色に見えます。

2008年1月26日土曜日

今日の水鳥公園鳥模様

今日の午前中、池の岸辺でカモ?が死んでいて、
それを見つけたタカたちが食べようとしていました。

 
 
 
 
 
 
  

カモ?の死体を食べるチュウヒ。
  
はじめにやってきたのはノスリでしたが、
岸辺に浮かぶ死体に悪戦苦闘。あきらめました。
次にやってきたのがチュウヒ。
チュウヒはすんなりと死体に接近し、むしゃむしゃと食べていました。
その後、トビも食べ残しを食べていました。
1羽の鳥の死は、タカたちの命に引き継がれました。
自然界には無駄がありません。

一方、2006年10月末から滞在中のクロツラヘラサギ。
最近は寒いせいか、食べ物探しに忙しそうです。
2007年の末頃は、日中はネイチャーセンターの真正面でずっと昼寝していたのですが、
ここ数日は、朝は行方不明で、
お昼過ぎにいつの間にかネイチャーセンター正面に戻ってきて、
お昼寝をするようになりました。そしてしばらくすると、また食べ物探しに出かけてしまいます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
お昼寝中のクロツラヘラサギ。
ロシアのリング付き。
1年3ヶ月間、中海・宍道湖に滞在中。

2008年1月25日金曜日

パートウォッチングの七つ道具

本日、バードウオッチングの七つ道具として
FM山陰に持っていったものです。
 
 
  
 
 
 
右から
双眼鏡(8~10倍が便利)
・カウンター(鳥の数を数えるため 和名? 数取機)
・望遠鏡とデジタルカメラ付き(デジスコセット)三脚も必要
・スキャントーク 鳥の声の出る図鑑 (鳴き声の勉強用)
・バードコール(上の金具をクルクルまわしてキコキコ鳴らします。)
日本の野鳥図鑑
※◎があればとりあえず準備OK。 もちろん、ハクチョウのぬいぐるみはいりません。
双眼鏡をのぞけば、今までとは違った世界が見えてくるから不思議です。
初めてバードウォッチングをした日のことを思い出しました。

FM山陰でPRしてきました。


 
 
 
 
 
 
 

 
松江の山陰中央ビルにあるのFM山陰Duo マガ で米子水鳥公園のPRをしてきました。
 
はじめてはいる放送ブースは、狭かった。 
閉所恐怖症の人にはちょっと怖いかも・・

スタジオでは、稲田 茂アナウンサーや那須 ひとみさんにとても親切にしていただきました。
稲田さんは、とても楽しい人で、公園から持ってきたハクチョウの格好をしてくれました。 

2008年1月24日木曜日

「KODOMOラムサール<中海・宍道湖>全国湿地交流」

 2008年2月9-11日にかけて、松江ホテル宍道湖をメイン会場として、中海・宍道湖周辺の自治体・NGO・NPOなどが協力して、「KODOMOラムサール<中海・宍道湖>全国湿地交流」を実施します。
 
 中海水鳥国際交流基金財団も、企画から参画し、中海コースの担当や、今年ラムサール条約締約国会議が行われる韓国チャンウォン市から子ども達の招聘を行います。
http://www.pref.shimane.lg.jp/environment/nature/shizen/ramsar/suishin-jigyo/kodomo_ramsar.html
 子ども達には、自分達の近くの湿地が、全国の友達や世界の湿地とつながっていると感じてもらえれば幸いです。

昨年度のKODOMOラムサール中国近畿大会の様子。(米子水鳥公園・出雲)
http://homepage1.nifty.com/rcj/japanese/kodomo/chugoku.htm

今日の水鳥公園の鳥たち

今日は細かい雪が吹雪いたり止んだりの寒い一日。
そんな中でも、園内では鳥たちが様々な過ごし方をしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鳥を食べているハヤブサ。
食べられているのは、たぶんキンクロハジロの♀。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
池の真ん中に浮かぶ「浮き」にプロポーズしているコブハクチョウ。
「ぼくと付き合ってくれませんか?」
水鳥公園にやってくるコブハクチョウは時々、
浮きに求愛ディスプレイと思われる行動をします。

2008年1月23日水曜日

猛禽類ファンは冬の米子水鳥公園へ!

冬の米子水鳥公園には、色々なタカが現れます。

今日は、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、チュウヒ、
ハイイロチュウヒ、ハヤブサの7種類のタカが現れました。
ケアシノスリは現れれば8種類!

猛禽類ファンの方は、是非冬の米子水鳥公園にお越しくださいませ。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
  

オオタカの成鳥。   
 
 
 
 
 
 
 
 

白っぽいオオタカの若鳥も出現。
 
 
 
   
 
 
    
 

ノスリ。観察小屋の屋根が彼女?の予約席。
しばしばオオタカが仕留めた獲物を横取りする。

2008年1月20日日曜日

カワウの記録の取りまとめ

 中海水鳥国際交流基金財団では、中海に生息するカワウの標識調査を環境省などの委託や
研究事業として行ってきました。
その結果をまとめたものをホームページで紹介しています。http://www.yonagomizudorikouen.or.jp/kawau.html
 カラーマーキングの記録がまとまったので表示してみました。
 このような調査は、長期的に行わないと成果が出ませんし、
また地域のカワウをコントロールする上でこのようなモニタリングが不可欠です。
なかなか、時間と予算がないのが残念です。

2008年1月19日土曜日

マガンの飛来が1000羽を超えました。

米子水鳥公園は、コハクチョウ以外にも国の天然記念物マガンのねぐらとして重要な場所です。
1972年のマガンの天然記念物指定時には、日本に5000羽しかいなかったといわれています。
また、ハクチョウの飛来地は、全国に500箇所以上といわれていますが、ガンの飛来地は、50箇所程度という人もいます。
 そんなマガンの米子水鳥公園の飛来数が、年々増えてきました。米子水鳥公園でも、今日初めて1000羽を超える飛来が確認されました。だだ、早朝の飛び立ちと日没後のねぐら入りしか観察のチャンスはないのですが・・・
そんな姿を見に明日は、早起きして水鳥公園に来てみませんか?

2008年1月13日日曜日

琵琶湖の研究会にて発表

2008 年1月11日金 

琵琶湖の研究会で発表を行ってきました。http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/dc31/20071213-2.html

今回は、水鳥が植物の種子をどのように運ぶのかという話をしました。

今日は、第10回子どもラムサールクラブでした。

今日は、毎月恒例の子どもラムサールクラブの日。
今月のテーマは、「カモってどんな鳥?」。
 
まずは、カモパズルでカモの観察ポイントを勉強してからカモを観察。
 
 
 

午後は、午前中に見つけたお気に入りのカモを絵に描きました。

このときに描かれた作品は、 米子水鳥公園絵画コンクールに応募してもらいました。

2008年1月9日水曜日

水鳥公園初記録!ケアシノスリ

本日、米子水鳥公園にケアシノスリが現れました。
水鳥公園では初記録です。

毎日みかけるノスリと比べると、
全体に白っぽく、顔つきが精悍です。
 

白くて先端部分に黒帯がある尾羽と、
初列風切羽の基部が白いのが特徴です。
  
  
 
 
 

ケアシノスリは、コハクチョウと同じくツンドラで繁殖する極北の鳥です。
ところが、コハクチョウのように日本にたくさん飛来するわけではなく、
日本では数少ない冬鳥です。しばらく居てくれるといいですね。

2008年1月7日月曜日

環境管理は、多くの知識とボランティアによって成り立っています。

米子水鳥公園の環境管理は、多くの市民ボランティアと多くの専門知識によって

行われています。

 環境を管理することは、たった一年でできるものではなく、何年も何年もその自然を見ることによって

自分たちの目標とする環境をどのように維持するか考え、実行していかねばなりません。

ただ、手間を掛けたくても、人手や資金がなくあきらめざるをえない時もあります。

最近は、いろいろな助成金があるのでがんばっています。

また、力づくでやってしまうことができるときでも、すぐにやってしまってはうまくいかず、何年もかけながらゆっくりやったほうがいい時もあります。まるで、子育てのようにゆっくりと、自然の流れを見ながら、自然に手を貸すようにしなければなりません。

 米子水鳥公園のネイチャーセンターの前にコハクチョウが集まっているのを見て、
目の前に餌でもまいているのですかとおっしゃる方がいます。でも、そんなに簡単ではありません。

そこで水鳥たちが休むように裏では様々な活動と工夫があるのです。

昔、中海では、餌をやっていた場所にもかかわらず、ハクチョウが飛来しなくなった場所があります。

われわれは、その反省を忘れてはいけません。



 

第十三回水鳥の絵画コンクール 作品募集中


 米子水鳥公園では、水鳥の絵画コンクールの写真を募集中です。
昨日は、ネイチャーセンターで絵をかく会を実施しました。
30人余りの方に参加いただき大変盛況でした。
 この、コンクールは、もともと、公園の保全運動を始めた市民が始めたものです。すでに、最初のコンクールに出展した子供たちは、立派な大人になっています。
応募詳細は、公園便り138号5p

2008年1月4日金曜日

コブハクチョウが追い出し行為

今日は、以前にもお話ししたコブハクチョウが、http://nakaumi.blogspot.com/2007/05/blog-post_7526.html
傍若無人に米子水鳥公園を泳ぎまわっています。威嚇のポーズでコハクチョウを追廻しています。
外来生物のコブハクチョウが野外で野生のコハクチョウの生息を脅かしています。
画面右下の大きな点が威嚇ポーズのコブハクチョウ

2008年1月3日木曜日

スズガモにテグス

朝、ネイチャーセンターの前浜でスズガモがテグスに引っかかっていました。
 本来、米子水鳥公園は、自然環境を保全する施設で、野生動物を保護する施設では無いので、怪我した鳥に対して手を出すことは基本的にはしません。しかし、これは自然の中であっても、人間による影響によって自然が乱されているということで、、テグスを外してやりました。 胴長を履いて池に入ると、池の他の鳥たちは、大騒ぎ・・・ごめんなさい。
←拡大するとテグスがわかります
生分解のテグスとか、できないんですかね・・・

2008年1月2日水曜日

どんぐりコマ回し大会実施中!!


皆様、明けましておめでとうございます。
2008年もどうぞよろしくお願いいたします。

2008年米子水鳥公園のお正月は、どんぐりコマ回し大会です。

お手製のドングリゴマで最大何秒まわすことができるでしょうか?記録によって記念品が変わります。


どんぐりコマ回し大会は、終了しました。200人を超える参加をいただきありがとうございました。


コマの回転最長記録は、31秒でした。