2008年1月7日月曜日

環境管理は、多くの知識とボランティアによって成り立っています。

米子水鳥公園の環境管理は、多くの市民ボランティアと多くの専門知識によって

行われています。

 環境を管理することは、たった一年でできるものではなく、何年も何年もその自然を見ることによって

自分たちの目標とする環境をどのように維持するか考え、実行していかねばなりません。

ただ、手間を掛けたくても、人手や資金がなくあきらめざるをえない時もあります。

最近は、いろいろな助成金があるのでがんばっています。

また、力づくでやってしまうことができるときでも、すぐにやってしまってはうまくいかず、何年もかけながらゆっくりやったほうがいい時もあります。まるで、子育てのようにゆっくりと、自然の流れを見ながら、自然に手を貸すようにしなければなりません。

 米子水鳥公園のネイチャーセンターの前にコハクチョウが集まっているのを見て、
目の前に餌でもまいているのですかとおっしゃる方がいます。でも、そんなに簡単ではありません。

そこで水鳥たちが休むように裏では様々な活動と工夫があるのです。

昔、中海では、餌をやっていた場所にもかかわらず、ハクチョウが飛来しなくなった場所があります。

われわれは、その反省を忘れてはいけません。