2009年2月15日日曜日

コハクチョウの北帰行を確認!

 本日朝、米子水鳥公園で今季初めてコハクチョウの北帰行を確認しました。
 朝7時50分から西の方向からコハクチョウの群れが続々と飛来し、舞い降りてきました。明け方には96羽だったコハクチョウが、朝8時19分には149羽にまで増加しました。
 
 水鳥公園上空に飛来したコハクチョウのうち、一部のハクチョウは水鳥公園を通過し、北東方向と南東方向へ飛び去りました。水鳥公園より西の地域で過ごしていたコハクチョウが、繁殖地への移動を始めていることを実感しました。
 
 南東に飛び去ったコハクチョウの一群。高空を大きな編隊を組んで去っていきました。
 
 
 
 
 

 西からやってきたコハクチョウ達は、水鳥公園に舞い降りて仲間と盛んに挨拶を交わしていました。水鳥公園で一息ついてから、繁殖地を目指して旅立つのでしょう。





 コハクチョウの北帰行は、夕方遅くから翌朝早くにかけて行われます。北帰行の観察には、朝7時から8時半頃がお勧めです。
 コハクチョウの北帰行が始まったからといって、すぐにコハクチョウがいなくなるわけではありません。3月中旬頃までは観察できます。
 近年の傾向では、二月末から三月上旬にかけて数が急増し、最大800羽以上まで増えています。今季も同じように変動するのか、注目中です。
 
その他鳥情報
・メジロガモ♀1
・ツクシガモ5羽
・アメリカコハクチョウとコハクチョウの一家(両親と幼鳥4羽)
 →午前中はいなかったけれど、夕方になったらいました。
・変なツグミ1羽※こちらを参照!
 →http://nakaumi.blogspot.com/2009/02/blog-post_09.html

これらの鳥は今日も健在でした。