年末に日本海で保護された、オジロワシの若鳥が元気になったということで、今日米子水鳥公園で放鳥することになりました。
連れてこられたときは、仰向けに寝かせてもじっとしているくらい弱っていましたが、今は動物病院の看護士さんに飛びかかってくるほどに回復しました。獣医師の先生たちや県の担当職員さんも、その圧倒的な迫力に危なくて近づけないので、水鳥公園指導員がオジロワシの搬送に協力しました。
水鳥公園での放鳥。オジロワシは戸惑いながら、ケージからピョコピョコと駆け足で出てきました。
やがてオジロワシは、立ち止まって辺りの様子をうかがった後、地面を蹴って舞い上がりました。無事に飛べて一安心。病み上がりで飛ぶための筋肉がなまっていたのか、すぐに園内の物陰に舞い降りましたが、とりあえず放鳥は成功。あとは、このオジロワシの生命力次第ですね。
このオジロワシが保護されたときの記事はこちら!
http://nakaumi.blogspot.com/2008/12/blog-post_29.html