今回、またしてもコサギが興味深い行動を見せてくれたので、ご紹介します。
問題のコサギはこれ。
前かがみの姿勢で翼を半開きにして、水面を真剣に覗き込んでいます。 そして、時々サッとくちばしを伸ばして、メダカを捕食しています。
なぜ、こんな格好をしているのでしょう?
アフリカの湿地帯には、クロコサギというサギがいて、
両翼を広げて傘のような格好になって日陰を作り、
そこに集まってきた小魚を捕食することで有名です。
もしかしたら、このコサギも翼を半開きにすることで日陰を作り、
日陰に入ろうと近づいてきたメダカを食べているのではないか、
と思うのです。
このコサギのすぐそばでは、2羽のコサギがくちばしで水面をブクブクさせています。もちろん、時々メダカを上手に捕らえて食べていました。
コサギの捕食行動はとても面白いです。