2010年4月26日月曜日

カイツブリの子育てはじまる

ただいま、ネイチャーセンターのそばでカイツブリの番い3組が子育てを始めています。

巣その1。
大山に向かって右手のすぐそばにあります。
ネイチャーセンターから最も近いけれど、ヨシの向こうで少々見づらいのが残念。岸辺から近いので、獣に襲われないか心配です。現在1卵を抱いています。




巣その2。
大山に向かって左手側のヨシ原のふちに営巣。まだ卵はない様子。







巣その3。
巣その2のすぐそば、右手後方に営巣中。巣その2の番いと縄張り争いにならないか心配ですが、今のところご近所トラブルもなく、平和に共存しています。





カイツブリの巣は、「鳰(にお)の浮き巣」として俳句の世界で親しまれていますが、はかないものの例えとされているそうです。実際、はじめから順調にヒナが孵化する巣はほとんどなく、カイツブリたちは、何度も巣が壊れたり卵を失ったりを繰り返して子育てをしています。

皆さんもご来館の際にはこの3つの巣を探してみてはいかがですか?

●鳥情報 2010年4月26日
・セイタカシギ♂1♀1 まだいます!
・アカアシシギ1 遠くてよく見えない!
・アオアシシギ1 同上!
・コチドリ 姿は見えないけれど、すぐ近くで鳴き声がよく聞こえます!
・ヒドリガモ 伸びてきた地面の草を盛んに食べて歩き回っています。冬よりも数が多いかも。
・キンクロハジロ 池の中央部でぷかぷか浮かんでお昼寝。
・ダイサギ 目先がエメラルドグリーンに染まっています!
・チュウサギ 夏鳥のサギです。
など。