アメリカコハクチョウは、アメリカ大陸に生息しているコハクチョウで、日本に飛来するコハクチョウはロシア生まれです。生まれが違うだけで別種ではありません。
たとえるならば、アメリカ人とロシア人のようなもので、普通日本にやってきているコハクチョウはロシア人(鳥?)で、アメリカコハクチョウはアメリカ人、といったところでしょうか。アメリカコハクチョウのほうがコハクチョウよりも一回り大きいです。
←左がアメリカコハクチョウ。右がその子どもです。コハクチョウと違ってくちばしが真っ黒で、目先に豆粒のような黄色い斑点があります。
2006年冬にもアメリカコハクチョウとコハクチョウの番いが飛来したことがあり、今回も国際結婚カップルなので、2年前と々個体では?と思い、画像を調べてみました。
すると、コハクチョウのほうはくちばしの模様がそっくり!同一個体の可能性もあるな、と思いました。しかし、アメリカコハクチョウのほうのくちばしの模様が違う気がします。真相は如何に?
←アメリカコハクチョウの一家。コハクチョウはふつう、一度の繁殖で4個の卵を産むので、このペアは産まれた子を全て育てて米子につれてきたようです。なかなか優秀なペアですね。灰色の子ども達はもちろん、アメリカとロシアのハーフということになります。
この親子に会いたい!という方は、夕方がお勧めです。早朝は出発が早すぎて出会えません。今日は夕方5時前ごろに安来方向から飛来しました。