「なんだこりゃ?」
近づいて正体を確認してみよう。
このブログは、米子水鳥公園を管理する中海水鳥国際交流基金財団のブログです。 米子水鳥公園の本務である、すばらしい自然環境を次世代につなぐための環境管理、それに関係する国際交流・普及啓発・調査研究などの活動をご紹介します。 (注)このブログに掲載している写真は、(財)中海水鳥国際交流財団が管理しています。お問い合わせは、米子水鳥公園までお願いいたします。
今はとても警戒心が強く、なかなか姿を見せてくれません。でも、例年6月に入ると警戒心も薄らき、ネイチャーセンターの目前に出てくるようになります。
その声の主がコヨシキリ。オオヨシキリのような「ギョッ、ギョッ、…」というにごった声ではなく、「ピッ、ピッ、ピピピ…」という感じのかわいらしい声です。
岸辺に転がるコンクリート片など、見苦しい人工物を拾い集めて除去。これがとっても重く、一輪車がひっくり返ってしまいました。
岸辺を砂浜として維持するため、手作業による雑草取りを行いました。すぐに生えてこないように、根っこごと丁寧に抜き取りました。
今日一番の珍しい鳥はヒバリシギ。とっても小さなかわいいシギです。水鳥公園ではとても珍しく、なかなか出会えません。今日は今季初めて2羽になりました。いつもは小さく見えるイソシギ(中央下)が、ヒバリシギと並ぶと大きく見えます。
長期滞在中?のツルシギ。ますます黒味が増し、つややかな黒い装いはとってもおしゃれです。
今日も野鳥の聖域に特別に入り、数百メートル歩いて発掘現場へ到着。みんなで地面を掘って貝殻を探しました。
「けっこう掘れたよ!やったね!」
掘り出した貝殻は、砂を落としてから種類を調べました。今では中海で見られないような種類がいくつも見つかりました。
双眼鏡と図鑑をお渡しした後、ネイチャーセンターからシギの観察をしました。現在、ネイチャーセンター正面は絶好のシギ観察ポイント。目の前でセイタカシギやソリハシシギ、タシギなどが観察できました。
続いて、GWスペシャル特典である「サンクチュアリ内のご案内」をしました。ネイチャーセンターから400mくらい先に見える島の対岸まで行って、島の岸辺にいるオグロシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、オオソリハシシギなどを観察。ネイチャーセンターからは見えない鳥も、ここからならよく見えます。